2010年4月1日木曜日

コンドロイチンとは

今テレビや雑誌などでよく見ることのある、コンドロイチンというサプリメントはどういったものなのでしょうか。コンドロイチンとはもともと、ギリシャ語で「軟骨のもと」という意味があります。

加熱されると、ジェル状に変化する性質があり「ムコ多糖類」の一種です。「ムコ多糖類」とは、「粘りを持った多糖」という意味で人間の肌の奥にある真皮の主要成分のひとつでもあります。

人間の体においては、骨と骨をつなぐ軟骨の部分に存在しそのねばねばした粘性が骨同士が摩擦しないようにクッションのような役目を果たしています。

そのほかの体内の部分では、眼球・角膜・皮膚そして肝臓・腎臓などの内臓にも存在し細胞それぞれをつなぐ役も担っています。

またもうひとつの大切な役目が、体の中の水分コントロールをするというところです。コンドロイチンには、非常に高い保水性があるといえます。

こんな性質を生かし、コンドロイチンは哺乳類や魚類の軟骨から抽出されて私たちが眼にする化粧品やサプリメントへと使われているのです。

特に多く作られているのは、サメの軟骨から抽出されるコンドロイチンです。そんなコンドロイチンの安全性は、アメリカ食品医薬品局でも認められているほどです。
これほど多くの重要な働きをするコンドロイチンは、健康志向が高まる今の世の中で、これからもますます注目されていくものでしょう。

0 件のコメント: