2010年3月24日水曜日

ヒアルロン酸について

ヒアルロン酸は、1934年にアメリカで発見された物質です。ヒアルロナンというのが正式に国際命名法でつけられた名前ですが、化粧品や健康食品などの分野においては、ヒアルロン酸という名前で呼ばれています。

このヒアルロン酸は、軟骨の機能を維持する上で大変重要な役を担う成分を持っているため関節炎や目の病気を治す薬としても使われまた肌や関節の健康を守る点では定番成分といわれています。

体内でヒアルロン酸が存在している部分は、関節液・皮膚・腎臓・脳そして眼の中にある硝子体などの体の中の水分が多い組織で保湿力に優れており強い粘性も持っています。

抽出した純粋な状態は白色の粉末ですが、水に溶かすとねばねばした物質になります。そんな状態でも、手などに付いた場合はべたべたにはならないという性質があります。

そのせいか、ヒアルロン酸のドリンクもトロリとしたものが多いようです。ヒアルロン酸にはふたつのタイプがあり、そのひとつ高分子ヒアルロン酸は天然のものでもうひとつ低分子ヒアルロン酸は人工的に精製されたものです。

天然のヒアルロン酸はたとえば、にわとりのとさかなどから抽出されており人工のヒアルロン酸は乳酸菌や連鎖球菌から作られヒアルロン酸ドリンクなどになります。

これまではあまりよく知られていない成分でしたが、ヒアルロン酸は体内を保湿する重要な役割を担っており加齢と共に減少すると一般に老化現象と認識されている様々な症状が現れます。

まだ科学的に証明されてはいませんが、ヒアルロン酸ドリンクを飲むことで老化などが抑制されたらそれは素晴らしいことで、ヒアルロン酸ドリンクが手放せなくなるかもしれません。

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