2010年3月29日月曜日

いま話題のコエンザイムQ10

今メディアに注目されているコエンザイムQ10ですが、発売当時は一時的に手に入らないほどの人気でしたが詳しいご説明をしてみましょう。

この話題のコエンザイムQ10とは、どのような成分や効果なのでしょうか。コエンザイムQ10というのは、私たちの細胞の一つ一つに存在する物質です。

体内に、60兆個もあるのです。これは、私たちが体を維持して生きていくための最も重要なエネルギーを作り出すものです。

心臓・腎臓・肝臓に豊富に含まれていますが、特に心臓に多く含まれています。コエンザイムQ10が発見されたのは、1950年初期頃です。

イギリスのモートン博士らによって、見つかったといわれています。そして7年後、別のグループであるアメリカのクレーン博士らもこの存在をつきとめ「コエンザイムQ10」と命名されたのでした。

クレーン博士が発見した物質は、7年前にモートン博士の発見した物質と同一だったことから「コエンザイムQ10」が知れわたったのです。

それからも、研究が進みました。皆さんもおなじみの「日清製粉株式会社」が、1967年になんと世界で初めて大量生産の技術を確立したのでした。

それが、日本の企業だったという訳です。コエンザイムQ10は、日本でその製造法を確立したのにもかかわらず今日のようにサプリメントとしてではなく心臓病の治療に使われるなど医療用医薬品として利用されていました。

ようやく、2001年になってコエンザイムQ10を厚生労働省が「食品」としての位置づけをしたのです。アメリカなどの先進国の国々で、このサプリメントの効果に期待が高まっていた頃でした。

コエンザイムQ10は、日本が確立したサプリメントなのですが発見から現在の形になるまで50年くらいのかかってしまったのですね。

日本で産み出したものの認められるまで、長い年月がかかってしまったのですね。

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